男性更年期を避けたい!2つの「セイコウ」で男性ホルモンをアップ!

男性の更年期とは
21/06/16
男性更年期を避けたい!2つの「セイコウ」で男性ホルモンをアップ!

男性更年期障害は、働き盛りの男性を悩ませ、仕事や家庭にも悪影響を及ぼす場合があります。そんな男性更年期障害を避けるには、原因となる男性ホルモンの低下を抑えることが大切です。男性ホルモンは2つの「セイコウ」体験で増やせます。どんな体験なのか詳しくみてみましょう。

男性ホルモンを増やす2つの「セイコウ」とは?

男性ホルモンを増やす大きな要素が「成功」と「性交」です。

「成功」の積み重ねが男性ホルモンを増やす

成功体験を積み重ねることで、男性ホルモンが増加することをご存じでしょうか?顧客が増える、仕事を勝ち取る、賞をもらう、上司から評価されるなどの成功体験・勝利体験は、男性ホルモンレベルを大きく上げます。反対に、結果を出せなかった場合は男性ホルモンが低下します。
成功体験を得ることで自信がつき、決断力・判断力が磨かれて更なる成功に繋がれば、男性ホルモンの生成力が高まり、成功の好循環をみせることでしょう。

「性交」への欲求が男性ホルモンを増やす

性欲は、男性ホルモンの作用によるものです。男性が魅力的な女性を目にしてドキッとした瞬間、男性ホルモンが急増する仕組みになっています。その状態が持続すると興奮状態となって勃起し、性交への準備が整えられます。
性交への欲求は、男性ホルモンがあるからこそ起こり、その性欲によって男性ホルモンは増えるのです。

では、この「成功」と「性交」によって男性ホルモンを増やすには、具体的にどうすればいいでしょうか?

成功体験を積み重ねる方法

成功は日々の積み重ねが大切です。成功体験を積み重ねる方法としては、下記の2つが挙げられます。

    • 小さな成功をくり返す
      成功体験は、小さなことからコツコツ積み上げていきましょう。いきなり「売上をトップにする」「コンペに勝つ」などの大きな目標ではなく、「10分早く出社して環境整備を行う」「30分早く寝てその分早く起きて朝活する」など、すぐ実現できそうなことから始めるといいですね。
    • 目標は低めに設定し高めていく
      明確な目標を定めるのもおすすめです。「毎日腹筋を100回する」「1日3km歩く」など、達成可能な目標から、数字をどんどん増やして設定を高めていけば、大きな成功体験に繋がります。

      性交への欲求を枯れさせない方法
      性欲は相手がいるからこそ湧きあがるものです。しかし、その欲求を無理に押し付ければ犯罪に繋がることも。では、どうすればいいのでしょうか?
    • 最愛の人を見つける
      自分を理解し、常に賞賛してくれる存在がいることは、男性にとってモチベーションの向上や男性ホルモンの増加に繋がります。ぜひ、女性との出会いを求めていきましょう。
      女性と出会う方法は、結婚相談所やネット婚活、婚活パーティ、知人からの紹介など、いろいろあります。登録や参加をしなければ、自身に合った出会い方がわからないままですので、まずは行動するといいですね。
    • パートナーを大事にする
      最愛の人に出会え、彼女もしくは妻になったあと、扱いがぞんざいになってはいませんか?
      釣った魚に餌をやらないタイプの男性は、女性が離れてしまい、破局や離婚に繋がりやすいです。接し方を改善しましょう。女性への感謝を忘れないことが愛情の好循環の秘訣です。
      また、愛情を受けることで女性は美しくなります。いつでもドキッとする、そんな女性でいてもらうためには、愛情を注ぎつづけることが大切です。
    • 妻と新しい体験をし続ける
      男性は結婚すると、男性ホルモンが低下する傾向にあります。新鮮さがなくなり、家族としての関係が強くなるからかもしれません。だからと言って、浮気や離婚という選択肢に走る人は少ないでしょう。
      そこでおすすめなのが、妻と新しい体験をし続けることです。どんな体験をするかはご夫婦次第ですが、今まで行ったことのない場所や国に旅行したり、いつもと違う場所で未体験のアクティビティを楽しんだりするのもいいかもしれません。
      また、妻と以前デートした場所を訪れたり、好きだった映画を観たりすることで、妻と恋愛モードになるのもおすすめです。付き合った頃の思い出を辿りながら、当時の気持ちを再燃させましょう。
    • 疑似恋愛もあり
      男性にとって、新しい女性の存在は性欲の活性に効果的です。しかし、不倫や二股をすればいいということではありません。
      疑似恋愛でも効果があるため、好きな女優が出演している映画やドラマを観たり、アイドルの追っかけをしたりするのもいいですね。

「成功」と「性交」で男性ホルモンアップへ

男性ホルモンは、成功体験の積み重ねと、性交への欲求を枯れさせないことが大切です。妻や彼女がいる場合、この2つをクリアしやすいでしょう。日ごろから感謝を忘れずにパートナーを大事にすることで、パートナーからの賞賛と愛情を存分に受けられるはずです。
パートナーとの関わりが減っているなと思った方は、ぜひご自身からアプローチしてみましょう。

男性ホルモン量と年収には正の相関が!できる男は精力が強い?

男性ホルモンの量と年収が関係しているのをご存じでしょうか?第一線で活躍している男性の多くは、行動力・判断力・決断力に優れ、ここぞというときにチャンスを逃しません。
その能力の高さを支えるのが、男性ホルモンです。男性ホルモンと年収との関係について詳しくみてみましょう。

男性ホルモンと年収の関係

男性ホルモンと年収について、英・ケンブリッジ大学の臨床研究で興味深い結果が出ています。株式トレーダーの「男性ホルモンの値」と「年収」の関係を調べたところ、この2つの関係に正の相関があることがわかっています。男性ホルモンの値の高いトレーダーは、そうでないトレーダーと比べて、年収にして7800万円の差があったという結果が出ました。
株式トレーダーは、判断力・決断力が必須能力となる職種です。この結果から、男性ホルモンの値が高い人ほど、判断力・決断力が高く、成功しやすいと言えるでしょう。

男性ホルモンは指で測れる

現状の男性ホルモンの値は、採血して検査することでわかります。その人がもともと男性ホルモンが高いタイプであるかどうかは、指の長さで推測することができます。

2D:4D比と年収の関係

先ほどのケンブリッジ大学の研究では、株式トレーダーの年収と人差し指(2D)と薬指(4D)の比率(2D:4D比)の関係について調べられています。
その結果、人差し指よりも薬指のほうが長い群は、薬指が短い群に比べてはるかに年収が高かったことがわかっています。
ご自身の手を見てみて、人差し指と薬指、どちらのほうが長いでしょうか?

2D:4D比と男性ホルモンの関係

2D:4D比は、胎児期にどれだけ男性ホルモンにさらされたかを示しています。胎児期に男性ホルモンの影響を強く受けて育った胎児は、人差し指よりも薬指が長く発達し、女性ホルモンの影響を強く受けて育った胎児は、薬指よりも人差し指が長く発達します。

つまり、人差し指に比べて薬指が長い人ほど、男性ホルモンの値が高いと考えられます。

仕事に影響を与える男性ホルモンの働き

男性ホルモンの高さは、年収に関係していることがわかっています。では、男性ホルモンが高いと、仕事にどんな影響があるのでしょうか?

素早い判断力・決断力でチャンスを掴める

チャンスを掴むには、素早い判断と決断が必要です。「チャンスの神様は前髪しかない」という格言がありますが、迷っている間にチャンスは逃げてしまいます。
いかに早く行動できるかは重要であり、その判断力・決断力を高めるのが男性ホルモンです。

強い闘争心で他の追随を許さない

生きていく上で、試験や選抜など篩にかけられる機会は多くあります。男性ホルモンは攻撃性や積極性に関わるホルモンであり、「他の人には負けない!」「その席は譲らない!」という意思の強さに影響します。表には出さなくても、内に秘めたる熱い思いをお持ちの方もいることでしょう。その闘争心を露骨に他人に向けるのではなく、自分に向けて起爆剤にできれば、きっと成功を掴めるはずです。

抜群のバランス力で周りの協力を得られる

男性ホルモンが高いと聞くと、闘争心が高く攻撃的な印象を持つ方も少なくないでしょう。実は、男性ホルモンの値が高い人ほど、無用な対立は避けて周囲に公平な態度で接するという研究結果が報告されています。
自分の利だけ追い求めるだけでは、人材が逃げていくだけです。周りの利も考え、公平な采配を続ければ、人材がおのずと揃い、それが自身の力を高めることに繋がるはずです。

健康かつ長生きできる

男性ホルモンと長寿の関係が明らかになっています。男性ホルモンが低下すると、寿命が短くなる傾向にあり、必然的に健康で元気に働ける期間が短くなってしまいます。
歴史上の艶福家は、長寿であることが多いのもうなずけますね。

成功体験が男性ホルモンを増やす

できる男に男性ホルモンが多い理由に、「ウィナーズ・エフェクト」があります。これは、成功すればするほど男性ホルモンが上がり、それがさらなる成功に繋がるという現象です。もちろん、ウィナーズ・エフェクトを持続させるには、チャンスを掴み続けるための努力が必要です。「30分早く起きて資料を読み込む」「10分早く出社してメールチェックを終わらせる」など、小さな努力から積み重ねることで、大きな成功に繋がるでしょう。たゆまぬ努力があるからこそ、ウィナーズ・エフェクトは持続します。そのためにも、日々努力し続けることが大切ですね。

男性ホルモンがデキる男の能力を支える

男性ホルモンが高いほど、仕事における能力が高く、年収も高くなる傾向にあります。そのため、男性ホルモンの値を高い状態で維持することが大切です。
そのためには、男性ホルモンを低下させる要因を避けることが大切です。男性ホルモンは乱れた生活習慣で低下するため、食生活や運動習慣を今一度見直してみましょう。
食生活については「その食事は大丈夫?男性更年期を呼ぶ食生活とは?」も、ぜひご覧ください。

男性ホルモンを生活習慣で上げる!今日から始める精力アップの新習慣

男性更年期の原因になる男性ホルモンの低下。男性ホルモンが低下すると、仕事の効率低下につながるほか、生活習慣病や骨粗鬆症など、さまざまな病気の引き金になります。
男性ホルモンは生活習慣によって影響を受けますので、男性ホルモンをアップさせる生活習慣を知り、実践してみましょう。どんな方法があるかご紹介します。

男性ホルモンは生活習慣が影響する

早寝早起きや、栄養バランスの整った食事、適度な運動は、男性ホルモンの活性化に有効です。また、仕事で成果を上げる、家族や職場の人間から褒められる、自身が立てた目標を達成するなど、成功体験を重ねることで男性ホルモンの生成力が高まります。 そのため、生活習慣を新しく取り入れることをおすすめします。

男性ホルモンをアップする生活習慣とは

生活習慣を見直して、男性ホルモンを上げましょう。方法としては、下記が挙げられます。

睡眠の質を上げる

男性ホルモンは睡眠中に分泌され、昼間に下がった分を回復します。睡眠を十分にとることが大切ですが、重要なのが睡眠の質を上げることです。不規則な睡眠や浅い睡眠、中途覚醒の多い睡眠は、男性ホルモンを減らす原因となってしまいます。
睡眠の質を上げるには、下記の内容を意識して行いましょう。

  • 平日と休日の就寝時間・起床時間を合わせ、睡眠のリズムを整える
  • 就寝の3時間くらい前にウォーキングやジョギングなどの運動を行う
  • 入浴は就寝の2~3時間前に行い、湯舟にしっかり浸かる
  • 就寝前には、コーヒーや緑茶、チョコレートなどのカフェインを含む飲食物を控える
  • 寝酒は明け方の睡眠を妨げるため、就寝前のアルコールは控える

朝活する

男性ホルモンは、朝が高く、夕方になると低くなります。そのため、脳がクリエイティブな朝を有効活用しましょう。いつもより30分早く起きるだけで、できることは多くあります。

  • 仕事に関係する書籍や資料を読む
  • ジョギングやウォーキングをする
  • 英会話レッスンを受ける
自分自身や身の回りを整えることは、周りからの評価に繋がります。


また、休日の朝はパパの出番です。

  • 家族のための朝ごはんを準備する
  • 子どもと公園へ行く
  • 子どもと一緒に靴や上靴を洗う
パパがこれらの内容を担当すれば、ママからも子どもからも評価はうなぎ上りでしょう。褒められることは、男性ホルモンを上げるのに効果的です。

料理を担当する

料理ができない男性は少なくありません。しかし、料理ができないと将来的に困ったことになります。例えば、妻がなんらかの理由で料理ができなくなったとき、夫である男性が料理ができれば、きっと感謝され頼りになる夫として信頼が深まるでしょう。
休日の朝ごはんや晩ごはんを担当することを習慣化し、料理のレパートリーを増やすことをおすすめします。

有酸素運動をする

ウォーキングなどの有酸素運動を行うことで、男性ホルモンの増加効果があるという報告があります。目安としては、歩く量を1週間で90分多くしましょう。毎日13分ずつ多く歩くのもいいですし、休日にまとめて90分歩くのもいいですね。
子どもとスポーツを楽しむのもいい方法です。一緒にサイクリングしたり、水泳を楽しんだり、キャッチボールやサッカーをしたりするのもいいですね。

野外活動をする

バーベキューやキャンプは、テントを立て、火を起こし、肉を豪快に焼くという、野性味あふれる非日常を味わえるイベントです。事前準備から後片付けまで率先して行えば、家族やパートナーから頼れる存在と再確認してもらえることでしょう。
また、自然に触れ、家族や友人と楽しい時間を過ごすことにより、男性ホルモンの大敵となるストレスの解消に繋がります。

デスク周りを片づける

男性ホルモンが低い人は、デスク周りが汚いという共通点があります。片づけられない傾向がある人は、意識的に整頓することを心がけましょう。
必要な時にあるべき位置に物品や書類があると、仕事が捗りますし、周囲からの評価も上がります。片づけない手はないでしょう。

ストレスを発散する

強いストレスがかかると、男性ホルモンの分泌が抑えられます。そのため、ストレスは溜めずに発散することが重要です。ストレス発散方法は人それぞれですが、ギャンブルにはまったり、お酒を飲みすぎたりとお金や健康を浪費する方法は控えたほうがいいでしょう。
スポーツを始める、好きな映画やゲームを楽しむ、旅行するなど、自身のプラスになるストレス発散方法がおすすめです。

生活習慣の見直しでウィナーズ・エフェクトへ

男性ホルモンは、成功体験の積み重ねで量が増えます。そして、増えた男性ホルモンにより心身が活性化され、さらなる成功へと繋がる現象を「ウィナーズ・エフェクト」と言います。
生活習慣の見直しは、それ自体が男性ホルモンの増加に繋がり、さらに成功体験の足がかりともなるのです。「バーベキューで彼女からカッコイイと言われた」「休日に朝食を作って家族に喜ばれた」「資料がわかりやすいと評価された」など、小さな成功体験を積み重ねてウィナーズ・エフェクトへと繋げていきましょう。

参考文献

なぜ一流の男は精力が強いのか? 岡宮裕 著

参考URL

大東製薬工業 第4指(薬指)に対する第2指(人差し指)の比(2D:4D)と学術的能力の関連性
daito-p.co.jp/blog/2011/04/2d4d.html

アンファー 男性ホルモンを増やすには眠りが大切!今日から出来る睡眠改善方法
www.angfa.jp/karada-aging/practice/suimin14/

この記事を監修している先生

代官山パークサイドクリニック

岡宮裕先生

代官山パークサイドクリニック院長

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