命の母は効果がある？更年期にもおすすめの理由と飲み続けるリスクや副作用

更年期向けサプリ

25/11/18

更年期のさまざまな不調を抱える女性に選ばれている命の母Aは、月経に伴う悩みやホルモンの変動に伴う精神不安やいらだちを感じる人におすすめです。

しかし命の母シリーズからは複数の製品が販売されており、どれが自分に適しているのか分からないとの声も。

更年期に起こる心と体の不調を感じているなら、命の母Aシリーズがおすすめです。

一方で、生理前のイライラやPMSに悩んでいる人は、命の母ホワイトも選択肢の1つ。

今回の記事では命の母シリーズの効果と、悩み別のおすすめ製品を紹介します。

辛い更年期症状を抱えている人は、命の母の特徴を把握して、セルフケアの1つに取り入れましょう。

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この商品の添付文書情報[PDF]

命の母シリーズの特徴と更年期に期待できる効果

命の母バナー画像

項目	詳細
製造販売元	小林製薬
販売名	女性保健薬　命の母A
分類	第2類医薬品
効果・効能	更年期障害、血の道症
用法・用量	1回4錠、1日3回毎食後
メーカー希望小売価格（税抜き）	1週間分（84錠）：770円 3週間分（252錠）：1,980円 5週間分（420錠）：2,860円 10週間分（840錠）：5,170円

シリーズで販売されている命の母は、更年期に差し掛かった女性から注目されています。

命の母は更年期の日常的な不調を抱える方のための市販薬として、120年以上にわたり女性の健康をサポートし続けてきました。

シリーズの中でメインになる製品は、命の母Aです。

漢方医学の考え方を取り入れた命の母Aは、女性特有の症状へ働きかける生薬を組み合わせているのが特徴です。

女性特有のゆらぎや不調で悩んでいる人は、シリーズの特徴や更年期症状へ期待できる効果をを知って、自分にぴったりの製品を選ぶ参考にしましょう。

命の母は更年期でさまざまな不調を抱える人におすすめ

命の母Aは、さまざまな不調を抱えやすい更年期に差し掛かった女性に注目される市販薬です。

更年期に不調が出るのは、卵巣機能の低下による女性ホルモン（エストロゲン）の急激な減少が原因の1つと考えられています。

エストロゲンが減少すれば自律神経が乱れやすくなり、さまざまな不調を引き起こす可能性も。

更年期に起こる代表的な症状は、以下の通りです。

発汗
疲労感
気分の落ち込み
ホットフラッシュ

命の母は更年期の不調に合わせて、原材料の生薬をバランスよく配合しています。

命の母配合成分画像

命の母Aは下記の3つの漢方薬を参考に作られています。

当帰芍薬散（とうきしゃくやくさん）
加味逍遙散（かみしょうようさん）
桂枝茯苓丸（けいしぶくりょうがん）

上記の漢方は東洋医学で「3大婦人薬」と呼ばれており、体の状態や体質により使い分けられてきました。

40代以降で慢性的な不調を抱えている人は、セルフケアとして命の母を検討しましょう。

命の母は生薬とビタミン類を配合しているのが特徴

命の母Aの主な配合成分は、13種類の生薬とビタミン類です。

漢方医学では「気・血・水」の考え方があり、3つのバランスが重要とされています。

漢方のバランス画像

漢方医学の基本的概念	特徴
気（き）	体全体を動かす気（エネルギー）
血（けつ）	栄養と老廃物を運ぶ血液
水（すい）	体に栄養を与え不要なものを排出する血液以外の水分

更年期に不調を感じるのは、上記のバランスが乱れているためと漢方医学では考えられています。

命の母シリーズは製品によって配合される生薬の組み合わせが異なるので、抱えている悩みに応じて選べるのがメリットです。

命の母Aは生薬に加えて、以下のビタミンやミネラルもバランスよく配合しています。

ビタミンB群
ビタミンE
カルシウム

生薬に加えて、体をサポートするビタミン類も積極的に摂りたいなら命の母Aを服用しましょう。

シリーズの中心になるのは命の母Aとホワイト

命の母の中心になるシリーズは「命の母A」と「命の母ホワイト」の2つです。

命の母Aシリーズは主に更年期症状への悩み、命の母ホワイトは生理の不調を緩和する生薬が配合されています。

更年期におすすめの「命の母Aシリーズ」からは、以下の3製品が販売されています。

製品	特徴
命の母A	ホルモンバランスや自律神経の乱れからくる更年期のさまざまな症状を改善
メグリビ	肌不調と更年期の症状に
命の母アクティブ	更年期の後に続く症状に

一方PMSや生理の不調におすすめの「命の母ホワイトシリーズ」は、以下の4製品です。

製品	特徴
命の母ホワイト	生理前から生理中の不調やPMSを改善
チラック	生理中の月経過多を改善
ネムルナ	生理前の異常な眠気に
タベルナ	生理前の異常な食欲に

どちらのシリーズも女性特有の症状を目的としているので、一部の効果効能は重なっています。

ただし命の母Aは更年期の諸症状、命の母ホワイトは生理を伴う諸症状を主な目的としているのが特徴です。

生理周期に関わらず日常的な不調を感じる人は、更年期症状におすすめの命の母Aを選びましょう。

命の母の選び方と悩み別のおすすめを紹介

命の母シリーズの中で自分に合う製品を選ぶなら、悩みに合わせるとおすすめが見つかりやすくなります。

更年期のさまざまな症状におすすめの命の母は、以下の4製品です。

スクロールできます→

製品	特徴	メーカー希望価格（税抜き）	分類
命の母A	・更年期症状を改善する13種類の生薬を配合・11種類のビタミン類を配合	1週間分（84錠）：770円 3週間分（252錠）：1,980円 5週間分（420錠）：2,860円 10週間分（840錠）：5,170円	第2類医薬品
命の母アクティブ	・更年期の後の血流改善と筋骨補強作用・10種類の生薬が自律神経の乱れを整える	2週間分（168錠）：2,000円	第3類医薬品
命の母メグリビ	更年期の不調と肌の悩み（しみ、湿疹、皮ふ炎）を改善	2週間分（168錠）：3,500円	第2類医薬品
命の母ホワイト	11種類の生薬が体を温めて生理時の痛みやイライラを改善	1週間分（84錠）：1,177円 15日分（180錠）：2,568円 30日分（360錠）：4,622円	第2類医薬品

日常的に更年期特有の症状に悩まされているなら、命の母Aがおすすめです。

命の母Aは3大婦人薬といわれる漢方を参考に、ホルモンバランスと自律神経にフォーカスして、13種類の生薬が組み合わされています。

更年期だからこそ積極的に摂りたい11種類のビタミン類がプラスされているのも特徴です。

更年期が過ぎた後の不調には命の母アクティブ、肌の悩みもケアしたいなら命の母メグリビが向いています。

製品ごとの特徴を把握して、自分の悩みに合わせた命の母を選びましょう。

命の母Aは自律神経の乱れで起こる更年期の症状を軽減

命の母Aバナー画像

項目	詳細
販売名	女性保健薬　命の母A
特徴	・更年期症状を改善する13種類の生薬を配合・11種類のビタミン類を配合
メーカー希望価格（税抜き）	1週間分（84錠）：770円 3週間分（252錠）：1,980円 5週間分（420錠）：2,860円 10週間分（840錠）：5,170円
分類	第2類医薬品

命の母Aは、13種類の生薬とビタミン類を配合した市販薬です。

血行を促したり、ホルモンの乱れや自律神経を整えたりすることで、更年期のさまざまな不調を改善し、更年期のイライラや落ち込みにも作用するのが特徴。

幅広い不調に悩まされていて、総合的な対策をしたい人に最適です。

命の母Aに含まれる生薬や成分には、以下の働きがあります。

作用	生薬
女性ホルモンのバランスを整える	トウキ末、シャクヤク末、センキュウ末
自律神経を整えてイライラを鎮める	カノコソウ末、ブクリョウ末、コウブシ末、ハンゲ、コウカ
血流を改善してほてりや冷えを鎮める	トウキ末、センキュウ末、コウカ
抵抗力を高めて重だるさを緩和	ニンジン末、ケイヒ末、タウリン
胃腸機能を整えて不足しがちな栄養素を補給	ダイオウ末、ソウジュツ末、ゴシュユ、ビタミン群、パントテン酸カルシウム

加えて積極的に摂取したい以下の成分も配合しています。

特徴	栄養素
皮膚や粘膜を健康に保ち、疲労回復を助ける	ビタミンB群
血の流れに関わる	ビタミンE
骨の材料になる	カルシウム
筋肉に作用する	タウリン

命の母Aの効果効能は、以下の通りです。

＜命の母Aの効果・効能＞

更年期障害、更年期神経症、血の道症注)、のぼせ、生理不順、生理異常、生理痛、肩こり、冷え症、肌荒れ、めまい、耳鳴り、動悸、貧血、にきび、便秘、ヒステリー、帯下、産前産後、下腹腰痛、血圧異常、頭痛、頭重

注)「血の道症」とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期等女性のホルモンの変動に伴ってあらわれる精神不安やいらだち等の精神神経症状及び身体症状のことである
引用元：小林製薬株式会社｜命の母A 製品情報添付書類（説明書）

形状は小さくて飲みやすい糖衣錠で、用法用量は1日3回毎食後に4錠の服用が必要です。

更年期の症状に幅広く考えた市販薬を探している人は、命の母Aを選択しましょう。

更年期後の肩こりや腰回りの重だるさには命の母アクティブ

項目	詳細
販売名	女性保健薬　命の母アクティブ
特徴	・更年期の後の血流改善と筋骨補強作用・10種類の生薬が自律神経の乱れを整える
メーカー希望価格（税抜き）	2週間分（168錠）：2,000円
分類	第3類医薬品

命の母アクティブは、更年期の後に続く肩こりや腰回りの重だるさにフォーカスしているのが特徴です。

更年期後に起こりがちな以下の症状を抱えている人におすすめで、アクティブな生活をサポートします。

重だるさ
肩こり
腰痛
冷え

命の母アクティブには以下10種類の生薬が配合され、ホルモンバランスや自律神経の乱れを整えます。

トウキ末、シャクヤク末、センキュウ末、ボタンピ末、カンゾウ末、ゴシツ末、ニンジン末、ケイヒ末、ビャクジュツ末、ブクリョウ末

他のシリーズとの違いは、以下に作用も兼ね備えている点です。

血流促進
骨と筋肉の補強

衰えた筋肉や骨に働きかける、55歳以降のポスト更年期の悩みに寄り添った処方で、更年期後も不調が気になる人向けです。

命の母アクティブの効果効能は、以下の通り。

＜命の母アクティブの効果・効能＞

更年期障害、血の道症注1）、月経不順、冷え症及びそれらに随伴する次の諸症状：月経痛、腰痛、頭痛、のぼせ、肩こり、めまい、動悸、息切れ、手足のしびれ、こしけ注2）、血色不良、便秘、むくみ
注1）「血の道症」とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである
注2）「こしけ」とは、おりもののことである
引用元：小林製薬株式会社｜命の母アクティブ製品情報添付書類（説明書）

用法用量は、1回4錠を1日3回食後に服用します。

更年期を過ぎたのに重だるさや冷えで悩んでいる人は、命の母アクティブを検討しましょう。

更年期のゆらぎ肌には命の母メグリビ

命の母メグリビバナー画像

項目	詳細
販売名	メグリビa
特徴	更年期の不調と肌の悩み（しみ、湿疹、皮ふ炎）を改善
メーカー希望価格（税抜き）	2週間分（168錠）：3,500円
分類	第2類医薬品

メグリビは更年期の諸症状に加えて、肌の不調も考えた処方が特徴です。

更年期に起こりやすい以下の肌不調は、血流の滞りが原因の1つと考えられています。

乾燥
しみ
くすみ

肌の表面に張り巡らされる毛細血管は以下を隅々まで行き渡らせる役割があります。

水分
栄養
酸素

しかし血流が滞ると、十分に行き渡らず老廃物の回収も困難になり、肌の不調にもつながりやすいです。

肌の不調と更年期症状の両方を考えたメグリビには、血の巡りにフォーカスした生薬が配合されています。

12種類の生薬からなる「加味逍遙散合四物湯」が、血の滞りを改善して不足した血を補う処方です。

作用	生薬
血の滞りを改善する	ビャクジュツ、ブクリョウ、ボタンピ、ハッカ、サンシン、サイコ、カンゾウ、ショウキョウ、トウキ、シャクヤク
血を補う	トウキ、シャクヤク、センキュウ、ジオウ

メグリビの効果効能は、以下の通りです。

＜メグリビの効果・効能＞

体力中等度以下で、皮ふがあれてかさかさし、ときに色つやが悪く、胃腸障害はなく、肩がこり、疲れやすく精神不安やいらだちなどの精神神経症状、ときにかゆみ、便秘の傾向のあるものの次の諸症：湿疹・皮ふ炎、しみ、冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症注)

注）「血の道症」とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである
引用元：小林製薬株式会社｜命の母メグリビa 製品情報添付書類（説明書）

用法用量は、1回4錠を1日3回食前または食間に服用します。

更年期の症状に加えてしみや湿疹、皮ふ炎に悩んでいる人は血の巡りから肌不調に働きかけるメグリビを服用しましょう。

生理に伴うイライラや気分の落ち込みには命の母ホワイト

命の母ホワイトバナー画像

項目	詳細
販売名	女性薬　命の母ホワイト
特徴	11種類の生薬が体を温めて生理時の痛みやイライラを改善
メーカー希望価格（税抜き）	1週間分（84錠）：1,177円 15日分（180錠）：2,568円 30日分（360錠）：4,622円
分類	第2類医薬品

命の母ホワイトは、生理周期に伴う心と体の不調やPMSを抱えている方におすすめの市販薬です。

PMSは女性ホルモンのバランス変動が関係しているといわれており、エストロゲンの分泌量がピークとなる20代に起こりやすい傾向にあります。

一般的に生理3日～10日前に症状が現れて、生理が開始すると徐々に消失するのが特徴です。

生理に伴う不調やPMSの症状には、主に以下が挙げられます。

重だるさ
下腹部痛
イライラ
気分の落ち込み
怒りっぽくなる

上記の症状は年齢を重ねるうちに変化したり、強くなったりするケースも。

命の母ホワイトには、生理前から生理中の不調を和らげる目的で以下11種類の生薬が配合されています。

作用	生薬
乱れがちな女性ホルモンを整える	トウキ末、シャクヤク末、センキュウ末
腹部の血液停滞を改善して月経リズムを整える	ボタンピ末、トウニン末
神経の緊張を緩和してイライラを鎮める	センキュウ末、ブクリョウ末、ニンジン末
生理痛や腰痛を和らげる	シャクヤク末、ケイヒ末
胃腸機能を整えて新陳代謝を促す	ソウジュツ末、ダイオウ末、タクシャ末

上記の生薬が血行を促して体を温め、以下の症状にアプローチします。

頭痛
腰痛
生理痛
冷え性
イライラ
生理不順

命の母ホワイトの効果効能は、以下の通りです。

＜命の母ホワイトの効果・効能＞

月経痛、月経不順、ヒステリー、腰痛、頭痛、貧血、冷え症、血の道症注1）、肩こり、めまい、動悸、こしけ注2）

注1）「血の道症」とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである
注2）「こしけ」とは、おりもののことである
引用元：小林製薬株式会社｜命の母ホワイト製品情報添付書類（説明書）

用法用量は1回4錠を1日3回毎食後に服用します。

生理周期に伴ってさまざまな不調が現れる人は、命の母ホワイトを服用してみましょう。