更年期は何歳まで続く?症状の始まりやプレ更年期などについても解説します。

21/06/23
更年期は何歳まで続く?症状の始まりやプレ更年期などについても解説します。

更年期の期間中には、身体に様々な変化が起きます。年齢によって、必要なケアも異なってきますので、身体の変化と必要な対処のタイミングをしっかり押さえて、自分の身体の変化を大切にしていきましょう。

更年期は何歳まで続くのか?

症状が出始めるのは、概ね40代後半ぐらいで、それから50代中ごろまでの10年くらいの期間が更年期にあたります。

そして50代後半に入ると症状が落ち着く人が多く、この年齢に入ると長かった更年期を抜けてきた、という実感が出てきます。

プレ更年期とは?

私たちの身体は日々、年齢に応じて変化しています。そのため更年期の年齢に入って、急に体調が変化するというわけではありません。

更年期に差し掛かる前、30代後半から40代半ばをプレ更年期と呼び、この期間が、私たちの身体が更年期に入る前の準備期間にあたります。この期間にも自律神経の働きが乱れることで、更年期の時と類似した症状が起こることもあります。

更年期のホルモン治療は何歳まで?

更年期は、年齢に応じて身体が大きく変化していきます。そのため、自分の身体の変化に向き合い、これからの人生に備えることが重要になってきます。

自分の年齢に応じた、身体の変化を受け止めて、改善方法を考えていくとよいでしょう。症状によって、治療のために、年齢制限がある場合があります。

例えば、更年期間中に現れる症状の改善に、HRTと呼ばれるホルモン治療が効果を示すことがあります。これらは60歳を超えると特定の条件が必要になるなど、制限が掛かります。

このように年齢によって、受けられる治療が変わってくることもありますので、症状や対処方法についてよく知ることが必要です。

参考:ホルモン補充療法ガイドライン

まとめ

更年期は身体に様々な症状が起こる時期であり、また自分の身体や心の変化に応じて、これまでの生き方や、家族とのつながり方を見直す時期でもあります。ケアや治療にはタイミングも大切です。

正しい知識を身に着けて、今後の自分の健康を作っていきましょう。